教材はすべて体系的に作られた数教研のオリジナル教材です。単に問題を並べるだけでなく、生徒の発達の段階や理解の方法に合わせた説明がなされています。
特に算数/数学は水道方式の考え方に基づいた教材になっており、きめ細かい学習内容になっています。
1から9までの数を学習します。
数の読み方と数字の書き方それが表す「大きさ」を、実際にタイルをおいたり、シールを貼って学習していきます。
また「5のタイル」を導入し、6〜9の学習では「6は5と1」「7は5と2」のように、数えることなくとらえることができるような学習を行います。
さらに、読み書きがまだ苦手というお子さんには必要に応じてひらがなの指導をいたします。
この学習が終われば、小学校算数の「たし算・ひき算」の学習に移行していきます。
小学校低学年は整数の四則計算がメインになります。この時期は学校の進度にこだわらずに、基礎をしっかりと身につけてもらっています。
数や計算の概念、計算の仕組みなどをタイルで実際に自分で操作してリアルにイメージしながら理解していきます。
計算だけではなく、文章題も豊富に用意されており、問題文の読み方、考え方を身につけていきます。特に、かけ算・わり算の文章題は小数、分数の計算や速さなどの概念につながるように作られています。
さらに余裕のある生徒さんには、図形の問題を楽しんでもらいます。
小学校高学年は小数、分数、速さ、割合などの新たな概念が出てくるため、急に難しくなったように感じるときです。
しかし、同時にかけ算・わり算の意味を統合的に理解するチャンスでもあります。そのため、様々な「考えるためのツール」を利用しながら難しい問題にチャレンジ。中学で数学を学ぶときに必要な算数を深く理解していきます。
特に四則混合計算(+,−,×,÷の混ざった計算)は中学数学で必須の内容ですので、全ての生徒さんに十分な演習をしてもらいます。
(つるかめ算や旅人算のような算数独特の解き方は学習しません)
また、この時期になれば、解説を読みながら自分で理解して問題を解いていくという形が学習の中心になりますので、学習を進めていくと算数と同時に文章を読む力もついていきます。
中学では定期テストや高校受験もあるため、原則的に学校の進度を意識して進めています。
大切にしているのが「理解を深める学習」であることは小学校と一緒です。公式や解き方の暗記で高校数学には対応できないからです。
特に「数学のことばとしての文字式」は重要で、数学を苦手にしている生徒さんでも、ここがわかることで学校の授業がわかるようになっていきます。
また、数学は算数より抽象化された内容になっていますが、常に具体的なイメージを大事にしながら学習を進めていきます。
これらの学習をする事で、高校入試のための基礎力が十分につき、高校入試前には無理なく受験のための学習をする事ができるのです。
「コトバは思考の道具」という観点から、普段なんとなく使っている日本語がどのようなしくみになっているのかを体系的に学習していきます。
ここで学ぶのは正解を出すための学習ではありません。例えば「助詞」は一文字変わるだけで意味が全く変わってしまいますので、様々な助詞を入れることで意味がどう変わるのかを考えるなど、コトバの使い方を考えるための学習になっています。
学校の英語は今は発話中心で文法的な学習が少なくなっています。しかし、少し長い文章を読んだり、自分の言いたいことを正しく伝えるためには最低限の文法知識が必要不可欠でしょう。
まず基本となる発音や文章の作り方からはじめ、時制や助動詞などの文法事項を体系的に学んでいきます。
高校入試前には、それまでの学習を元に過去問演習で読解力を高めていきます。
数教研では入会をお決めいただくまでに、「面談」と「学習診断テスト」をお願いしております。入会までの流れをご説明いたします。
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