4月から机の配置を上の写真のように変更しました。4人がけの机が2つ並んで、長い机のようになっています。実は元々はこの配置で学習していたのです。
コロナ感染が広がった時に、生徒さん同士の距離をとるため2つの机をバラバラに配置するように変更したのです(右の写真参照)。
私が生徒さんの教材を見るのは少し大変だったのですが、この配置ですと生徒さん同士の距離ができ、感染対策としてはとても効果的でした。
今回、以前の机の配置に戻したことにより、改めて思ったのは「楽しい雰囲気になった」ということです。
以前の机の配置ですと、生徒同士の会話は自然と少なくなりました(実際感染対策としてはその方が良かったのですが)。でも同時に私との距離も開いてしまっていたのですね。
この机の配置ですと、私との距離も生徒同士の距離も自然に近くなります。
生徒が私に話しかけてくることも増えましたし、私も声掛けがしやすくなりました。
また、生徒同士、他の人がどんなことをやっているのかが見えますので、下の学年の人が先のことを知る助けにもなりますし、上の学年の人が下の学年の人に「この範囲はわかりやすいよ」と声をかけてくれたりすることも出てきました。
確かに、以前はハメをはずすことのない範囲で、お互いに話をしたり、笑ったりしていたのです。
それがなくなってしまったのは、生徒さんが変わったためだけではなかったようです。
机の配置というちょっとした変化で、また以前のような楽しい雰囲気になっています。