年度末は学校でテストが多くなりますね。子どもたちが「テストなんであるの〜」と言い出す季節です。
テストって何のためにあるんでしょう?
テスト(試験)にはそれぞれ目的があります。
他の人と比べるための試験もあれば、自分の力を測ることが目的の試験もあります。
資格試験のように、資格を得る力があるかどうかを測るためのテストもあります。
学校の定期テストや小テストなら「学校の授業内容がどの程度身についているのか」を測るための試験ですよね。
さて、数教研には他の人と比べる試験はありませんが、自分の力を測ることが目的の試験があります。
ひとつは入会時に受けてもらう「学力診断テスト」
もうひとつはまとまった教材が終わったときに受けてもらう「教材終了テスト」です。どちらのテストにも時間制限がないのは、あせることなく本来の力を発揮してもらうためです。
学力診断テストは教える側がこれから教える生徒さんの学力を知るためのテストです。
一方、教材終了テストは生徒さん自身が「学んできた内容がどれだけ身についているのか」を確認するための試験です。
間違えたところはもう一度やり直して、確認するのですが、それは生徒さんに自分の力を確認してもらい、忘れたところや間違えたところを学習してもらうためです。
でも、テストで点数をつけると生徒さんは「90点だ」「75点だった」など点数しか見てくれないんことが多いのです。
そこで当教室では今はちょっとした工夫をしています。
テストが終わったら丸つけをして返して、間違いを直してもらうところまでは一緒ですが、その後は点数はつけません。
その代わり、写真のような成績表を渡して自分で付けてもらうことにしています。
みんな自分なりに「ここは大丈夫」「ここはちょっと苦手」など、考えながら印をつけています。
ちょっとしたことですが、自分ができるようになったことや、間違えやすいところなど、少しでも自分のことを振り返るきっかけにしてもらえればなと思っています。
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