今日、ネットで
「高校時代、テスト勉強に最も時間をかけた科目ランキング!」
「高校時代、テスト勉強に最も“時間をかけなかった”科目ランキング!」
という記事を読みました。
全国の10~60代の男女500人を対象に「高校時代のテスト勉強」についての独自アンケート調査をした結果の記事です。統計的にはあまり意味がないとはいうものの、ちょっと面白い結果でした。
数学は、時間をかけた教科で1位、時間をかけなかった教科でも2位だったのです。
時間をかけているというのは「わからないので勉強時間をとられる」ということですね。
でも「時間をかけていない」という人がいるのはどうしてでしょうか。
これは2パターンあるそうです。
1つは「諦めた」という人。やってもどうせできないから勉強しなかったという人たち。
もう1つは「勉強をあまりしなくてもできるから」という人たちです。
テスト勉強をしなくてもできるという人たちは「特別に頭のいい人たち」と思いがちですが、実はそんなことはありません。
数学は分かれば覚えることが少ないので、直前に試験勉強の必要がない教科なんです。
私の教室に通う中高生も、まったく試験勉強をしないわけではないのでしょうが、試験直前に「他の教科を勉強したいので休みます」という子が多くいます。
(もちろん、私は「他の教科がんばって!」と言ってます)
小学生や中学生のころから確かな計算力と、考える力を積み上げれば、高校数学はかなり楽に乗り切れるんです。