中学受験生のみなさん、もうすぐ入学試験ですね。
どうぞ自分の実力を100%出せるように頑張ってください。
さて、受験が終わればすぐ中学生です。今回はちょっと先取りして数学の話を書きます。
受験生のみなさんの中には「算数は基本はわかるんだけど、なんとか算っていうのがわからなくて(覚えられなくて)苦手なんだよね」という人がいるでしょう。
安心してください。もうすぐ、あなたの時代が来ます。
数学と算数は考え方が違います。
算数では問題ごとに「これはこういう考え方をすれば解ける」と解き方を考えなくてはなりませんでした。
数学では「わからないものを文字でおいて、条件通りに素直に式をたて」れば、あとは「方程式」を解くだけです。
まぁ、こんなことを書いても、まだ数学をやっていなければ「なんのこと?」ですよね。
ですから「いろいろな中学生に数学を教えてきましたが、受験で算数が苦手だったという人も方程式を使えば、次々に問題を解くことができるようになった」ということだけをお伝えしておきます。
「先生、もしかして今までやってきたなんとか算って、全部この考え方でできるんじゃない?」
「そうだね」
「あ〜、今までの苦労はなんだったんだ〜(笑)」
みたいな話がたくさんあります。
さらに、理由はわからないけど、やり方は覚えていることって沢山ありませんか?例えば「ある数が3の倍数かどうか調べるには、各位の数をたして、それば3の倍数かどうか調べればいい」とかです。(よく理由を聞かれました)
これも中学で学ぶ「文字式」を使えばちゃんと理由が説明できてしまいます。
数学では「正負の数」や「文字式」「方程式」といった今まで学んできた算数とは違う、新しいことを学ぶ必要があります。
でも、それを身につけてしまえば、いままでよりはるかに広い世界を知ることができるのです。
ようこそ、数学の世界へ!