私は小学生に主に算数を教えていますが、実は「学校だけででみんながちゃんと算数をわかるようになったら一番いいなぁ」と思っています。(これは中学生や高校生でも一緒なんですが)
でも、現実はなかなかそうはいかないですよね。
学校では学年ごとにカリキュラムがあり、みんなが同じ内容を学ぶことになっていますから。
小学生、特に低学年の子は成長に差があります。
同じ1年生でも、生まれてから7年近く経っている子と、6年しか生きていない子では成長が大きく違っています。
「成長の早い子」は学校の授業は簡単すぎるかもしれません。
逆に「成長が遅い子」は小1でも授業が全然わかっていないことだってあるんです。
これではどちらの場合も「勉強が楽しくない」につながってしまいます。
これはとってももったいない。
学校での学習は「集団」での学びです。これは良いところもたくさんありますが、一人でじっくり考える、という時間はあまりとれません。
私の教室では、人によって進み方はいろいろですが
「自分で考えて、わかって、できる」
という学習が基本です。
ゆっくり成長する子でも「わからないままやらない」こと「自分のペースでやる」ことを押さえておけばちゃんとできるようになっていきます。(学校の勉強は嫌だけど、ここでの勉強は好きって言ってくれる子もいます)
成長の早い子は、先のことをやるだけでなく、内容を深く学習することができます。
一つの問題をいろいろな角度から検討したり、学校では納得できなかった疑問を一緒に考えたり、興味を持ちそうな話をもちかけていって、幅広く学んでもらったりします。(そのための本や模型がいろいろ揃えてあります)
もちろん「みんなで学ぶ」学校での勉強も大事です。でも「ひとりでじっくり考える」勉強も同じくらい大事だと思っています。
学校とは違う学びを体験してみませんか?